能古島の海岸線は、対岸の百道(ももち;現在のマリゾン辺り)と良く似ている。
 といっても、埋め立てられコンクリートで固められた現在の「ももち」ではなく、かつて美しい海水浴場として栄え、静かな長い海岸線を保っていた30数年前の「百道」に似ているのだ。 私は少年時代を「百道」で過ごした。そのせいか、能古島には私の郷愁を誘う風景がある。
 もちろん能古島に誘われるのは、私だけではない。
 休日ともなれば、多くの人がそれぞれの想いを秘めて、能古島へ渡ってくる。
 この懐かしく温かなこの情景は、おそらく誰の胸にも切なく響く何かがあるのだろう。
 願いを込めてモノクロで撮ることにした。
 いつまでも色褪せないように・・・・ 「忘れかけたもの達」へ



光の雫


夕景色の海


波の音


海辺の建物


退役した船


海辺の倉庫


長い影


夏の面影



対角線の陽射し


モニュメント


渡船場のネコ(1)


渡船場のネコ(2)


飛行機雲のある夕景色


ドラム缶の幻影


漁り火の屈折


停舶


光る猫


石段と猫


古い金庫と脱穀機(1)


古い金庫と脱穀機(2)


雨上がりの坂道(1)


雨上がりの坂道(2)


蔦の側溝


傾いた道標


佇む


バス停


バス停(2)


離島の光景


1999-2000






2004月3月